「東京鮎毛バリ釣り研究会」の設立30周年を祝う記念パーティを3月31日(土)、帝国ホテルの「蘭の間」で開催しました。 会員、並びに会員の奥様方やご家族、それにご招待客を合わせて総数55名。和やかなムードで始まり、会話に花が咲き、大盛況の祝賀会となりました。

　殿村郁也会長の挨拶のあと、樽酒を全員で「ヨイショ～！」のかけ声で鏡開き。
パーティは一挙に盛り上がります。

威勢よく、鏡割りでパーティの始まり
右から
殿村さん(会長)
関口さん(初代会長)
角谷さん(静岡県鮎毛バリ釣り連盟会長)
澤度さん(日本鮎毛バリ釣り団体評議会会長)
福田さん(日本ドブ釣り同友会会長)

関口さんと澤渡さんの音頭で乾杯！

　ご招待客のうち御三方より祝辞をいただきました。

小口修平さん
(つり人社相談役、日本渓流釣連盟相談役)
小口さんからは、
「わがままな人が多い釣人の集まりで、30年も続く会は大変珍しい」と、驚きとおほめの言葉を。

韓龍範(Han Yong Bun)さん
(大鐘川(De Jong Cheon)鮎釣會の会長)からは、
韓国より遠路、この日のために来日された韓さんからは、「アユ釣りを通じて日本と韓国の交流を進め、多くの釣り人が韓国の川に釣行されるよう、そしてその文化を楽しんで頂きたい。」との言葉を頂きました。

田子泰彦先生
(富山県水産研究所の農学博士)
田子さんからは、「さまざまな実験の結果、どうも私はアユは毛バリを遊びで咥えていると思います。」と大変興味深い講和をいただき、
「動の友釣りにくらべ、静の毛鉤釣りは川の中で精神を安らかにする、素晴らしい釣り文化です。」と結んでくださいました。

　そしてソプラノ歌手によるアリアなどが会場に華を添え、後半は会話の渦があちこちに出来て、毛鉤釣りの保存と継承を約束しあいました。
また、普段できない会員家族同志の談笑が、会員の一層の親睦を深めたようです。

大林哲夫さん(幹事長)
最後は、2時間の宴を三本締めで、無事お開きとなりました。

今回、駆けつけて下さったお客さまは、先に紹介した御三方の他に、
静岡香鱗会会長・角谷　学さん。
日本ドブ釣り同友会会長・福田賀人さん。
栃木ドブ釣り研究会代表・齋藤次央さん。
他のみなさんです。
また祝電その他でお祝いの言葉を多数いただきました。ありがとうございます。
なお、お客さまのおひとり「週間釣りニュース」記者・青砥一生さんが撮影された写真を、
今回ご厚意で使わせて頂きました。

では全員で、ハイ、チーズ！