東北釣行報告 土砂降りのち絶好釣(2013年7月13～15日赤石川と追良瀬川)
前日から東北地方は土砂降りで、特に山形、秋田が雨量が多く、釣行可能かと気をもんでいました。
今回は7名で釣行。3つのグループが現地青森・赤石川集合予定です。
東京⇒新青森⇒赤石川に、13日の午後到着。赤石川は水も高く、濁りもあるが、釣りになりそうな状況。
“何とか、できるね！”と宿、「熊の湯温泉」前のナベ淵へと。
今日のポイントは流芯の手前を上から下手に流す。6名で“ワイワイ、ガヤガヤ”の釣りタイム。
15時から2時間ほどで竿頭は、15尾で14～15cmがメイン。後ほどの宴会用の『天ぷら』となり ます。
赤石川の鮎は『金鮎』と呼ばれた特別な鮎です。とっても美味しい鮎です。
赤石川 熊の湯前
（増水、濁りあり）
夜は、遅れてきた樋口会員が加わり大宴会です。
鮎の天ぷらはすこぶる美味しく、日本酒にピッタリ（安東水軍をいただきました）です。
料理は熊の湯、自慢の山の幸が中心で、山菜は手間暇かかった美味しいものばかりです。
翌朝は5時出発、第一堰堤で実釣予定、よって早寝です。
青空が見え、川の濁りも取れたようです。勇んで出陣です。
第一堰堤に5名、ナベ淵に2名です。第一堰堤は普段は右岸が狙い目だが、
増水で左岸に鮎が集まっていると判断した3人のメンバーは左岸から、
中央の馬の背に渡った2人も左岸に向け竿を出しました。
私は昨日の当たりバリの“中銀”を付け釣り開始です。
するとスグサマに当たりがあり、15cmの綺麗な鮎です。
朝食の8時までの楽しい時間。競争の時間。満足の時間。焦った時間。 集中の時間。余裕の時間。
・・・と、ま、楽しいでしょうね。
8時の上がりまでに、私は20尾ほど。 他の3名も充分堪能したようです。
女性2名はナベ淵で18尾(～17cm)を上げていました。
赤石川 第一堰堤
食事終了後は、また各の釣り場へ一目散。
第一堰堤では地元、東京鮎研の別ルート3名がすでに入川。
10坪ほどの良ポイントへ9名の竿が交差仕合っての釣りです。
私は嫌って左岸側で釣ってましたが、大きいのはウグイ、小さいのは鮎と、直ぐにあきらめて9名に混ざって参戦です。
やはり大きいのが来ます。ハリは“松風”です。
今日は“中銀”よりこちらが良いようです。
10坪程のポイントの中での釣り、
殿村元会長から酒タイムの合図があり即、反応です。（全く単純です）
関口会員は黙々と1091パターンで、今朝の場所にいます。
皆さん15時頃まで良く釣れたようです。
澄んだ水と小砂利が中心の堰堤は、水状により鮎は時間と共に移動しています。
松田会員は、“小松”“カニ”で40尾。他“青ライ”でも釣れたとのこと。
今夜は追良瀬川、近くの“ペンション深浦”へと移動です。
ここは岡崎海岸の夕日展望台が目の前で、夕食を食べながら絶景の夕日を見ることができます。
歩いて深浦観光ホテルがあり、露天風呂からのも日本海の夕日が見れます。
ただ今日は雲空で夕日は無理。とにかく温泉に入り、7時からの宴会に備えます。
カラスの行水なので、6時半には食堂で生ビールです。“ウメー！！！”7人全員が揃って“乾杯”です。
ところが、ところがです。乾杯後に水平線の間が赤くなり、“ナント”太陽が隙間から顔を出したのです。
う～ん奇跡に近い。珍しい夕日です。
ペンション深浦からの夕日
何時もにも増してご馳走とで大宴会です。
翌朝は6時半食事、8時、追良瀬川へ移動です。
追良瀬川は、観音淵と採石場前の2グループに分かれての釣りです。
女性2名と初参加の松田会員、小出会員は観音淵へ。
殿村元会長、樋口会員と私が採石場前です。採石場前は川を渡り左岸側からの釣りとなります。
右岸の深場がポイント。当日は平水を10cm程上回り、攻略は意外と厳しかったようです。
追良瀬川 採石場前
11時までの短時間の釣りなので、場所選定がポイントです。どちらも釣れればいいのですが。
私は、上手から下への移動するものの、毛バリとポイントの絞込みに苦戦し、釣りになりません。
ようやく昨年の実績バリで漸くかかり、大きいのが立て続けて当たりだしました。“岡4”です。
今回、テスト用の竿(9.5m)を購入。これで釣ってます。竿先調子で軽い(280g)のが特徴です。
欲を言えば11mあれば最高なのですが。感度もよく重い錘もいいかな。ウイークポイントは風に弱い。
腰まで立ち込まないとポイントまで竿が届かず・・・11時までに5尾で終了。
鮎のサイズと引きは、残念ながら追良瀬の本来のものには及びませんでした。
観音淵は絶好調で、皆さん大きいのばかり釣って大満足です。
特に松田会員は一荷（3尾）を連発です！
ハリは“小松元銀”(上バリ)、“青ライ青ラメ”（下バリ）が好調でした。
意外なハリに当たりもあり、ビックリです。普段、早川が主体の松田会員は、上バリに“はなしょうけい9号”に当たりがあったのは初めてとのこと。
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| 絶好調の松田会員、小出会員 | 大型の鮎ばかり |
幸いにして釣行も出来て、有意義が時間を過ごす事ができました。
感謝、感謝です。また行きましょう！
文責 大林哲夫