2016・7・10 相模川釣行会
～とっても暑い日でしょう。日影を探して釣りました～ 阿萬栄美子会員。
相模川の最上流部にかかる「小倉橋」は、相模川8景に
選ばれている美しい橋です。
昭和13年に建設されるまで、ここは「小倉の渡し」と
呼ばれた渡し船の乗り場でした。
「東京鮎毛バリ釣り研究・相模川釣行会」の集合場所は小倉橋。
7月10日は、前の日に降った雨はすっかり上がって、朝からとってもいい天気でした。
でも早朝は濃い霧がかかって、視界500メートル位。高速道路では怖かった?!
でも、主人の運転で、なんとか相模川上流部・小倉橋の右岸に6時過ぎに着きました。
「東京鮎研」の方の姿が見えないのが、なんか不安で心細かったのですが、中洲に着いた所で、
佐々木さんがいらっしゃって、すっごく嬉しくなりました。
主人と一緒に釣り開始。
私は橋脚のそばを狙って竿を出していましたが全然当たりがないし、
半月板を痛めているので膝の調子が良くないんです。水の中に立っているのがきつい。
陽射しが強くなってきて暑いので、橋の下の日影に緊急避難いたしました。
日影の岸から竿をだしましたら、まぁ～可愛いのが釣れました！ダボハゼちゃん。
正しくは「ヌマチチブ」っていうんですってね。
そんな時に、ガツンときましたよ。慎重に竿をたぐり寄せ、タモ網を構えて入れたのは、形の良い真っ黒。
やっぱりダボハゼちゃんでした。もう、イヤ！
だいたい引き寄せている時点で、キラキラしないし、いやな予感はしていたんですけど、
ちょとノリでね、タモを使ってみたかったんです。うっふ・・
このヌマチチブは、両側回遊魚。
つまりアユと同じで海から遡上してくるんですって。
そう聞くと何だかケナゲナなやつに見えますね。
佐々木(和)さん。
早朝は葉山地区で竿を出していたそうでが、そこがダメで小倉橋に来たそうです。
佐々木さんはベテラン、この日30匹越えとか。
以前の相模川釣行会で唯一、18㎝を釣った長田さん。
今回はどうだったんでしょうね。
松田さんの毛鉤ケース。
テプラに書き込んだ毛鉤名が貼ってあって、とっても綺麗ですね。
写真は原田さん。
この日、毛バリ釣り初体験の原田さんは、20匹越えしたそうです。佐々木さんが選んだ「闇烏ラメ入り」が当たったそうですね。
私も佐々木さんに毛鉤をお薦めしていただきたかったわ。
この毛鉤が「やみがらす」。
なんで闇の烏なんでしょう？
江戸時代にそんな名前の人気花魁(おいらん)がいたんでしょうか。それとも鼠小僧みたいな義賊の名前かしら？
河原を徘徊してなんとか3匹釣って 左岸に渡りました。
リュックを背負って、竿に、川杖、引き船をガラガラ持って、ウロウロと汗を流して河原を徘徊する私は、
バーベキューしに来ている家族連れには、変なおばさんと写っていたでしょうね。
でもねえ、ハイヒールにハンドバック姿じゃ釣れないでしょう。
次に、もう一つ上流の橋下の日陰に行って、もう今日は釣れなくてもいいから、
ここでのんびり竿を出して動かないでいようと決めました。
そうしたらね。ここでやっと3匹釣れたんですよ。
ゼロじゃなくて良かったぁ～、にんまり。
主人も5匹しか釣れませんでした。でも私より2匹多くて満足かしらね。
お昼を食べてから、小倉橋の左岸に行きました。
小倉橋左岸も、全然当たりがなく、「諏訪の森下橋」の下でもダボハゼちゃん1匹だけ。
今回ダボハゼちゃんにやたらモテちゃったけど、あまり嬉しくないですね。
関根さんは、この小倉橋下左岸がお気に入りだそうです。
今シーズンは相模川に毎日のように通い詰めているとか。
この日は高岡さんと早朝から竿をだして、お2人とも30匹越えだそうです。
お上手なのね。
田中さんは女性ゲストを連れて参戦。
釣果より日影という理由で、この崖下を選んだそうです。
確かにここは涼しい。
私もここで最初からやりたかったぁ～。
ゲストの須川さん。1匹釣って大興奮。
「この景色、この川の流れ、このアユ、もう最高の環境ですね。絶対またやりたい。」
と超ハッピーなご様子でした。
この体格の良い方は、ゲストの「お相撲さん」。
笠谷さんが、お勤め先の相撲部所属の部下を連れていらしたんだそうです。
お相撲さんはお上手で、ぽちぽちとアユを押し倒し・・じゃなくて吊り上げていました。
写真の奥で手を振っているのが、2年ぶりに会の釣行会に参加した笠谷さん。
今年入会した松島さんは、電車とバスでアクセスできる相模川がお気に入りで、毎週末に竿をだしているそうです。
こういう方は上達が早いでしょうね。
写真で紹介をしていませんが、他に樋口さん、小出さん、今回世話役の梅津さん、山本さん。
ゲストを含めて18名が参加しました。ベテランのみなさんは全員20～30匹も釣ったとか。驚きですね。
この日私と主人は、2時半に相模川を後に帰路につきました。
とにかく暑くて化粧が汗で落ちゃって大変な1日、でもそれなりに楽しい釣行会でしたよ。
写真左は主人の阿萬。私、栄美子は主人と共に入会して3年が経ちました。
時々主人より多く釣るんですよ。
なんだか仕掛け作ってもらって主人より釣ってしまうと申し訳なくて、
うん、これから仕掛け作り自分でしようかしら、
そうしたら、遠慮なくジャンジャン釣れるでしょう。
2016年7月13日 阿満栄美子会員 記