静岡県の興津川で開かれる全国大会に参加すべく、前夜の12時過ぎに東京を出発。
第2東名に入り清水ICを出て一般道に、暗い山道をカーナビ頼りに川に下り、途中播州毛鉤の幟を頼りに和田島橋の下の河原に、早朝3時30分頃到着。
すでに、2台程先行車が有り、4時過ぎにぼつぼつ参加者が集まり、会場の設営(テントやテーブルなど幹事さんが立ち働き)をしているうちに辺りも明るくなり、日券を購入して、いよいよ大会の始まり。
一般参加含めて総勢30名、「東京鮎毛ばり釣り研究会」の面々は梅津幹事長のご案内で、「一ノ瀬」というポイントに移動。

一ノ瀬の堰堤下に陣取った面々

この日は朝の水温17度。昼は19度まであがって曇り空から晴天に。
外気温26度でカラッとした釣り日和。 5時過ぎに竿を出しましたが、まだまだ本調子でないなか、鮎は見えるものの煮干サイズ。当たりも渋いシビアな釣りとなりました。
まだまだ初心者の私を見かねて、山本さん、梅津幹事長のご指導も有り、ハヤは釣れるものの、
本命のアユは釣れない。
寝ていなかったので河原で少々仮眠をとり、9時30分頃から再開。
根掛かりの際に竿を煽ったら、あらっ！　友竿を改良した穂先が折れてしまい、痛恨のジエンドとなった。
早々に検量場所となる大会本部に戻り休んでいると、
11時過ぎに皆さんそれぞれ釣果をもって集まりだし検量である。

大物賞の16.5cmの検量中のアユ

12時から表彰式

今回のルールは、5匹の総重量でチャンピオンを決める。
また一匹での体長差を争う大物賞、ブービー賞、さらにレデーズ賞と豪華賞品が山積されている。

表彰式に先立ち挨拶する角谷学大会実行委員長

鮎毛鉤伝統工芸士のみなさん

5匹総重量で優勝した大畑久雄さん

レディーズ賞の加賀純子さん

上位入賞者のみなさん
＊全員の成績表は、PDFファイルで見れます。

私はオデコの為、参加賞他を頂く。
参加賞は静岡の無農薬のお茶で、さすが興津川ならではの参加賞と感心した。
遠路、播州から車を転がしやってきた主催者の播州釣針共同組合と伝統工芸士のみなさま、ご苦労さまでした。
また今大会実行委員長の香鱗会・角谷学会長。関東大会実行本部長の梅津幸則さん、大会関係者のみなさま、
大変お世話になりました。最後は記念写真で全員集合です。

帰りは、東名の渋滞に捲き込まれ、SA等で仮眠を取りつつ、20時30分頃何とか帰宅しました。
「反省、竿は煽らず糸を手に取って根かりを切ろう」しかし、この失敗で「東京鮎研」年末の年間グランプリ、
「やってしまったで賞(大失敗賞)」を受賞。豪華賞品を獲得間違いなしと、自らを慰めている。

2018年5月30日　記　戸高正人会員

2018年5月27日　興津川鮎毛バリ釣り全国大会　成績表