2023年、コロナも明け、会の活動を再開しました。

　いよいよシーズン到来。５月下旬に興津川、狩野川、鬼怒川と解禁になっていましたが、
余り芳しい状況ではなく、この相模川への期待が膨らんでいることは百も承知。
　直前の下見の結果は、中流域、下流域共魚は見えるものの型が小さく期待薄。
上流域もリニアの工事影響で芳しくなさそうでした。唯一魚が見えたのは小倉橋放水路。
　当日の暗いうちから会員さんへの年券の渡しなどもあり、竿を出そうか出すまいかとあまりがっつかず
眺めておりましたが、一番混み合うだろうと思っていた立て看板の前には誰も陣取っていないので、
他の会員さんの場所取りでもと竿立てを差して様子を見ていました。
　吐き出し近くのコロガシ勢は型の良い鮎をバンバン釣っています。いや引っかけています。
下手の橋下に目をやると中央部でなぶら状態の跳ねが有ります。
慌ててウェーダーをはいて立ち込もうとしますが薄暗く川底が分かりません。
手前が結構深くて届きません。
下手から行ってみると、なんと簡単に跳ねの前に到着。焦って仕掛けをセットし一投目。
「シーン」あれ？　２投目、通称クロマティー(沼ちちぶ)見誤りました(冷汗!)見切り千両です。
　先ほど陣取った上下の方に「どうですか？」と聞くと「当たらないね？」まだ水が冷たいせいか、
日が出ないと厳しい感じのようでした。最後の会員さんに日釣り券を渡し、さあやりますか。
　まずは青ライ元黒からスタート。すぐアタリ有りです。
二流し一尾程度で調子よくはありませんが適度に釣れます。
下手の釣友から「あれ、釣れるねえ」とツイートされます。
発電放流のアナウンスからはなんか水が少し温まった気がします。
中日ファンの私は、この前良いところで岡林が1号ホームラン打ってたのを何となく思い出し、
よし岡林一号やってみよう。
そこからは怒濤の一上げでアタリ、バラシ、アタリと面白いように竿が引き込まれます。
上流に居た会員さん達の竿も曲がりっぱなしの様子。９時まではお祭り騒ぎでした。 　

風が徐々に強まり、10時過ぎには当たりがとれないほどになってしまったので納竿としました。

電車とバスでお越しになった相川会員は胴長も持ってきてないので手前の浅場で来るやいなや
30分ほどで7尾つり上げて満面の笑みでした。「楽しいー！」ですって。

(会員さん、釣友の釣果)
※型は平均14cmの丸々、10cm前後の天然は引きが強い。放流の大きいのは20cm。
大小ばらばらでしたが全般的に型が良かった印象です。
やっとスタート切れた感じがして大変良い釣行会となりました。

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2023年6月2日　梅津幸則幹事長　記