2023年、コロナも明け、会の活動を再開しました。

　今年度最初の会での釣行として、栃木ドブ研のメンバーと交流・親睦を深める鬼怒川釣行会に参加しました。
宇都宮のホテルに前泊し、朝3時半に眠い目をこすりながら集合、澤渡紀子さん、渡辺さん、葛島さんと一緒に栃木ドブ研の齋藤会長の待つ「水辺の楽校」 に向かいます。

　水辺の楽校には、齋藤会長を始め、栃木ドブ研、東京ドブ研の懐かしい面々が集合し、久しぶりの再会を喜び、 解禁時独特の高揚感の中、朝5時の開始を待ちました。
私達が最初に構えた釣座は、蛇篭の前のトロ場でしたが、開始間もなく先行の釣り人から「魚がいない」との声、試してみましたが底は砂地の様で跳ねもありません。
齋藤会長からのアドバイスで、少し上流の瀬尻に早速移動します。深さ1mもない場所ですが、流れがあり、
底石は磨かれ、跳ねもあります。
ほどなく隣の澤渡さんに当たりが、齋藤会長からもお薦めのあった興浅で今年最初の1匹を釣りあげました。
既に私は上針に興浅を使っていたので、俄然勇気が出ます。
下針には、鬼怒川の実績バリを思う順に試していきます。
光熊、金熊、清水2号桜、エリ黒、あたりはありません。金糸八つ橋に到達したときに初めて当たりがあり、
小さいながらも待望の1匹を釣りあげることができました。
その後も休みなく頑張りますが、なかなか当たりません。
たまに当たりがあったと思えば、ハヤ、オイカワ、で鮎を釣り上げることはできず、
齋藤会長のアドバイスで上流部に移動することになりました。

水辺の楽校前で待望の１匹

次に向かった先は、阿久津大橋上流のテトラ前です。他に釣り人はおらず貸し切り状態。

テトラ前

但し、跳ねはありません。
齋藤会長に狙い目のポイントを教えてもらい、半信半疑で仕掛けを入れると、ググッとはっきりした
鮎の当たりがあり、14cm級の鮎が上針の興浅に掛かりました。
さすが齋藤会長です。
その後、皆で頑張りますが、追加の釣果はなし。

更に上流の高速上まで移動してみますが、今度はハヤ、ハヤでギブアップ。
すると、いつの間にか他の場所で釣っていた栃木ドブ研、東京ドブ研のメンバーが高速上右岸に集合し、
談笑しています。
皆笑顔で解禁日の釣行を振り返り、親睦を深めています。

私に限らず今年の鬼怒川の解禁は、毛鉤釣り師にとっては残念な釣果だったようですが、
良い気候、新緑の中で、栃木ドブ研のメンバーに久しぶりにお会いでき、
東京ドブ研のメンバーとも再会できた、とても気持ちの良い釣行会になりました。
解禁日にもかかわらず、自身では釣りをされず、ずっと私達を案内してくださった
栃木ドブ研の齋藤会長に感謝です。

高速上、取り込むもハヤ。

解禁日にもかかわらず、自身では釣りをされず、ずっと私達を案内してくださった
栃木ドブ研の齋藤会長に感謝です。
ありがとうございました。

2023年6月2日　松島正尚　記　

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